大変ありがたいことに、2022年が無事に終わろうとしています。
2020年の夏に卵巣がんの手術をして以降、経過観察が続いていますが再発することなく元気に過ごせました。
ホロスコープから見ると、2023年5月にプログレスの新月を迎えます。そして土星のハーフリターンも。2023年は私にとって節目の年。
40代もついに半ばへ。もう立派な大人です。おばちゃんです。
私は30を過ぎる頃から自分のことを「おばちゃん」と称していましたし、「おばちゃん」という言葉はとても肯定的に捉えてます。
でもね、ちょっと思っちゃったんです。
私は「おばちゃん」という言葉に甘えていたのかもしれない
暖かくて、親しみのある「おばちゃん」という言葉。おばちゃんという言葉は優しい。「私、おばちゃんだから!」と言えば、色んなことに諦めもつく。
ちょっと厚かましくたって「おばちゃんだから!」と言ってなんでもできる。繊細だった若い頃とは違うんだ!!
私は「おばちゃん」。おばちゃん最高!!
そう思いながら楽しく生きてたのですが、どうも最近「おばちゃん」という言葉が自分にフィットしなくなってきたのです。
え? オフィーリアの絵画の様に全てを受け入れ、川の流れに身を任せているつもりだったのに・・・。
神から再び与えられたこの時間、周りの人のお役に立てたら・・・なんて思っていたのに・・・。
でも、違ったんです。
大きな手術をして、輸血もして、痛い思いもして再び獲得した人生の時間、このままで良いのか?
てゆーか、卵巣がんの生存率なかなか厳しいんですよ。嫌だ!このままでは死ねない!!と。
死んだふりをしていたオフィーリアが薄目を開けて川から上がる準備をしている様な気持ちがムクムクと沸いてきているのです。
そんな私に、おばちゃんという一人称はふさわしくない!!なんて思ってしまったんですね。
おばちゃんでもないけど女子でもない
おばちゃんではないなら、何だ?女子か?
いやいや、ジェーン・スー先生も「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」を提起しているじゃないか。
女子ではないです。決して女子ではない。
いや、私にも女子な部分はあるでしょう。
でも流石に「女子」は居心地が悪いのです。
ホントすいません・・・。
ナイスエイジャーってどうだろうか?
そんなことをしばらく考えていたら、ある日アッコちゃん(矢野顕子さん)の声が聴こてきたのです。
She’s at a nice age
Ripe age
Ready to be killed by the thrill
YMO 「増殖」Nice Age Lyrics by Chris Mosdell
で、思ったのです。
あ、私、ナイスエイジだわ
と。
彼女はナイスエイジ。熟している。スリルに殺されたっていいの。
いま私が生きてるのは、本当にラッキーなこと。
だから、いつ死んでもいいって思っています。スリルに殺されるなら、むしろウェルカムですよ。
でも、やりたくないことをやるストレスで死ぬわけにはいかないのだ。
生きているうちは、もっともっと楽しいことをしたいのだ!!
多分これはおばちゃんの第二形態
とにかく私は変わりたくてウズウズしているのです。我ながら自分のことが一番予測できないです。停電した街のようにエネルギー不足で静かだった私が、一体どうしてしまったのでしょう・・・。
ただ、ホロスコープを見たら納得の星回り。うん、そりゃエネルギー溢れちゃいますわ!!
いずれにしろ、40代半ばだし、いい年したババアなんです。
もしかしたら、単にババアを拗らせているだけなのかもしれない。厄介です。ナイスエイジャーとか言いながら、ただの老害になってしまうかもしれない。
でも良いの!
そんなこんなで、2023年は弾けます!
きっとね!!